MetaMask（メタマスク）は、イーサリアムやNFTなどのデジタルアセットを管理するウォレットで、世界中で多くの方に愛用されています。ブラウザ拡張機能やモバイルアプリで簡単に使えるので、とても便利です。
MetaMaskを使うことで、様々な分散型アプリケーション（DApps）にアクセスでき、Web3の楽しいコンテンツを楽しむことができます。
初めて使う方は、「どうやって登録するの？」とか「スマホでも使えるの？」といった疑問があるかもしれませんね。本記事では、MetaMaskの基本的な特徴から、アカウントの登録方法、資金の入金や送金方法までを丁寧に説明します。スマホとデスクトップ両方の手順を詳しく紹介しているので、ご自身に合った方法で作業を進めてください。
METAMASKとは？
METAMASKは、2016年9月にConsenSysによってリリースされた仮想通貨ソフトウェアウォレットです。
仮想通貨ソフトウェアウォレットの中では、最もメジャーなウォレットの一つで、しっかり管理ができれば、取引所に比べて安全に資産を保護できます。
また、公式でサポートされてるチェーン数は12個ですが、ユーザー自身でチェーンを追加できまます。
ただし、ビットコインやソラナなど対応していないチェーンも存在するので、注意しましょう。
METAMASKのメリット・デメリット
METAMASKは上記のメリットとデメリットが存在します。
ここでは、メリット・デメリット詳しく説明していきましょう。
METAMASKのメリット
ここではMETAMASKのメリットについて詳しく解説していきます。METAMASKのメリットを詳しく知りたいという方は是非参考にして見てください。
- 初心者でも使いやすい
- ガス代を自分で設定ができる
- MetaMask内でトークンの購入・交換できる
- 色々なプラットフォームで使える
初心者でも使いやすい
MetaMaskは、暗号通貨ウォレットを初めて使う方にとっても、とても使いやすいツールです。シンプルで直感的なデザインなので、複雑な設定は一切必要ありません。
例えば、数回のクリックでウォレットを作成し、すぐに利用を始めることができます。さらに、使い方がわからない場合でも、充実したチュートリアルやサポートが用意されているので安心です。
ガス代を自分で設定ができる
MetaMaskの優れた点の一つは、ガス代を自分で調整できることです。
急いで取引を完了させたいときにはガス代を高めに設定して速やかに処理し、時間に余裕があるときにはガス代を低く設定してコストを抑えることができます。この柔軟性が、多くのユーザーにとって非常に魅力的です。
MetaMask内でトークンの購入・交換できる
MetaMaskは、ウォレット内で直接トークンの購入や交換ができる機能を提供しています。他の取引所を介さずに、簡単にトークンを手に入れたり交換することができるため、大変便利です。
例えば、Ethereumベースのトークンを購入したいときには、MetaMask内で数クリックするだけで完了します。この手軽さが、多くのユーザーに支持されている理由の一つです。
色々なプラットフォームで使える
MetaMaskは、主要なブラウザの拡張機能として利用できるだけでなく、スマートフォン用のアプリも提供されています。
これにより、デスクトップでもスマートフォンでも、自分のウォレットにいつでもどこでもアクセスして管理することが可能です。例えば、外出先でもスマホからトランザクションを確認したり、トークンを交換することができるので、とても便利です。
METAMASKのデメリット
ここではGate.ioのデメリットについて詳しく解説していきます。Gate.ioのデメリットを詳しく知りたいという方は是非参考にして見てください。
- 利用できないブラウザがある
- 対応してないブロックチェーンがある
- 自己管理ができないとセキュリティが弱い
利用できないブラウザがある
MetaMaskは非常に便利なツールですが、すべてのブラウザで利用できるわけではありません。一部のブラウザでは、MetaMaskの拡張機能がサポートされていない場合があります。
例えば、Internet Explorerなどの古いブラウザや、一部のマイナーなブラウザでは利用が難しいことがあります。これにより、普段使っているブラウザを変更しなければならないことがあるかもしれません。
編集部
MetaMaskは、拡張機能などがあるGoogleChromeで使用するのが一般的だよ！
対応してないブロックチェーンがある
MetaMaskは主にEthereumブロックチェーンに対応しており、多くのERC-20トークンをサポートしていますが、全てのブロックチェーンに対応しているわけではありません。
例えば、Bitcoinや他の独自のブロックチェーンをサポートしていないため、これらの通貨を扱いたい場合には他のウォレットが必要になります。この点は、様々な暗号通貨を一元管理したいユーザーにとって不便かもしれません。
自己管理ができないとセキュリティが弱い
MetaMaskは非管理型ウォレットであり、ユーザー自身が秘密鍵を管理する必要があります。秘密鍵を適切に管理できないと、セキュリティが非常に脆弱になります。
例えば、秘密鍵を紛失したり、他人に漏れてしまうと、ウォレット内の資産を失うリスクがあります。これを防ぐためには、秘密鍵のバックアップを安全に保管し、常にセキュリティに気を配る必要があります。
METAMASKのよくある質問は？
METAMASKがオススメなのはどのような人ですか？
MetaMaskは、暗号通貨を管理したいすべての方にオススメです。
特に、初心者にとって非常に使いやすいインターフェースを提供しているため、初めて暗号通貨ウォレットを使う方には最適です。
また、取引の際にガス代を自分で設定できるので、取引を効率的に行いたい中級者や上級者にも便利です。さらに、MetaMask内でトークンの購入や交換ができるため、頻繁に取引を行う方にもピッタリです。
METAMASKはスマホでもできますか？
はい、
MetaMaskはスマホでもご利用いただけます。主要なブラウザの拡張機能として提供されているだけでなく、iOSやAndroid向けのスマートフォンアプリも用意されています。
これにより、デスクトップからでもスマホからでも、いつでもどこでも自分のウォレットにアクセスして管理することが可能です。外出先でも安心してトランザクションを確認したり、トークンを交換することができるので、とても便利です。
METAMASKの始め方（所要時間約10分）
続いては、METAMASKのウォレットの作成方法をご紹介します。
初心者でも分かりやすく詳しく解説している為、既に知っている項目は、飛ばしてください。
作成までの流れ
- METAMASKウォレットを作成
1.メールアドレスでアカウントを作成
上記の画像は実際のスマートフォンでの登録画像で順番に説明していきます。
スマートフォンの場合アプリをインストールしてから以下の工程に進むため上記のインストールicon、もしくはそれぞれのストアで『METAMASK』と検索してアプリをインストールしてください。
1〜3.METAMASKウォレットを作成
以下のボタンを押し口座開設画面(上記の写真の1番)に行きます。
そこでメールアドレスとパスワードを入力し登録ボタンを押します。
4〜6.
以下のボタンを押し口座開設画面(上記の写真の1番)に行きます。
そこでメールアドレスとパスワードを入力し登録ボタンを押します。
METAMASKに、仮想通貨を入金する方法（所要時間約10分）
続いては、METAMASKに仮想通貨を入金する方法をご紹介します。
初心者でも分かりやすく詳しく解説している為、既に知っている項目は、飛ばしてください。
METAMASKでは日本円を直接入金することができない為、国内仮想通貨取引所➡︎ソフトウェアウォレットの流れで入金する必要があります。
以下でその流れを説明していきます。
ステップ1：国内取引所を開設する
今回はDMM Bitcoinを使用して国内取引所を開設していきます。
以下の記事のリンクで、国内取引所の開設方法から購入方法まで説明しているので、国内取引所を開設していない場合は参考にしてみてください。
また、以下のリンクの記事の例ではBitcoinを購入していますがメタマスクはEthereumと互換性のあるブロックチェーンで無いと送金できない為、Ethereumの購入をお願いします。
EthereumはBitcoinに比べてガス代（送金手数料）がかかる為、手数料も考慮し5万円ほど購入するのがベストでしょう。
ステップ2：METAMASKに仮想通貨を送金する
上記でMETAMASKのウォレットが作成完了していてDMM BitcoinでEthereumを購入が完了できている状態かと思います。
1.
次に水色の❶の画面で【振替口座】を『トレードからウォレットへ』に切り替え【通貨/暗号資産の選択】を『ETH』に選択し、購入したEthereumを全てウォレット口座へ移行させます。
水色の❶の画面にたどりつけない方は『DMMビットコイン(DMM Bitcoin)で、Bitcoinの購入方法』の入金後の口座振替のタブを閲覧ください。
2.
次にSTモードの場合はEXモードに変更し、左上のメニューを押し『マイページ（ウォレット口座）』を選択し『入出金/口座振替等』の『イーサリアム出金』を押します。
すると❷の画面になり、『追加』を押します。
3.
次にDMMビットコインの出金先のウォレットアドレスを登録する画面になり、METAMASKのウォレットアドレスをコピーし『出金先ウォレットアドレス』にペーストします。
『宛先名称（ニックネーム）』は、分かりやすいように『METAMASK』としましょう。
4〜6.
次に『出金数』の部分でどれほどのEthereumを送金するかを入力し、『出金の目的』を選択し『2段階認証』でコードを発行し、口座開設時に設定した電話番号に送信された確認コードを入力し、『出金する』ボタンを押します。
METAMASKのまとめ
この記事を通じて、MetaMaskの基本的な特徴、使い方、メリット・デメリットを詳しく解説しました。MetaMaskは初心者にも使いやすく、ガス代の調整やウォレット内でのトークン購入・交換が可能な暗号通貨ウォレットです。
対応していないブラウザやブロックチェーンがある点や、秘密鍵の自己管理が必要な点には注意が必要です。
しかし、その柔軟性と利便性から、多くのユーザーに支持されています。MetaMaskを利用することで、より安全で便利な暗号通貨管理を目指しましょう。
